元プロ野球選手がニュースから考えてみる -4ページ目

存在の大きさ

 

 

伊藤投手が、どんな状態でどんな気持ちで試合に入ったのかが大きいと思うけど、本当にプロの勝負なんて紙一重のところなんだと思う。

幸いだったのはこれが公式戦でなかったこと。もしかすると伊藤投手がシーズンに向けて餌を撒いたのかもしれないし。ここらへんの駆け引きも想像すれば面白い。

伊藤投手は、ボールのキレ、制球、タイミングなど色々な要素で打者を抑えるタイプ。 

これに関する話で言えば、ある球団のスコアラーは阪神の昨年優勝は坂本捕手の存在が大きかったと言っていた。彼と必ずバッテリーを組んでいる投手がいるはず。そしてその投手たちの大活躍が大きかったはず。そのことを指していたんだと思う。

 

この記事も暗にそのことを示しているようにも思えた。

ヒント

 

 

岡田監督が選手として、そして監督として様々な経験をしてきた今だからこそ言える話だし、聞いてて

納得する話の数々。最終的には、試合で結果を出すしかない、、、ここなんだよなぁと思う。

これは若手や伸び悩んでいる選手には本当に胸に響く内容だと思うし、突破するヒントがある。

 

講演で聞く、お金になる話だと思う。

まだ早い

 

 

このタイトルにある「24時間」と書くのは、まだやめといたほうがいいのじゃないかな。

見方によっては皮肉にも感じる。

担当記者は選手の独自記事が欲しいから、どうしてもこのような形になるのもわかる。

そこの線引きのバランスをどうするかこそが、記者の能力だと思う。

パイオニア

 

 

毎日大谷選手の話題がニュースで溢れているけど、彼の存在を忘れてはいけない。

以前、日本人のメジャースカウトが話していたが、野茂選手はマウンド、ボールの違いなどを話したことがないそうで、当時日米での色々な違いを話す選手たちを見ていて嘆いていた。

 

日本では億をもらっていたのを、1500万でメジャーに挑戦した選手。

彼が最初に道を開いたのは間違いない。

ナイスジャッジ

 

 

思ったのは、怪我もないのにここまで慎重なこと。大体に彼は即戦力として獲得したんだろうし、広島の投手陣もそこまで余裕があるとも思えない。

 

それとも素材が素晴らしいので、先ずは焦らず故障をしない体作りをしてからという判断になったのかもしれないし、何か怪我をする兆候があったのかもしれない。

 

今はメジャーを経験した黒田氏もいる。

これまでのカープのイメージとしたら、とにかく直ぐに使う、、だったけど、それも変わってきているようだ。

 

選手にとっては非常に良いことだと思う。

岡田監督でさえ

 

 

記事を見て、岡田監督クラスでさえ、今の若者には気を遣っているというか、配慮しているんだと驚く。

以前であれば、「そんなのあかん! 直ぐに修正」だっただろう。

これは中日の高橋投手にも当てはまる。どうみても合っていない、間違っていると思っていてもとりあえず気の済むまでやらせてみる。期待の若手で遠回りになっても。

 

指導者には本当に大変な時代だ。懸念するのはそういう難しい時代に、そこまでして指導者をやろうと思う本当に指導力のある方がいなくなること。 キャリアを残した方はコツを知っている。しかし独特のキャラクターがあることも多い。本来、そのような人材を上手く活用できるかがフロントの腕なんだけどね。

 

有難い環境

 

 

私もわずかだが中日にいたけど、確かにそれはあった。セ・リーグにいた時には、特に阪神と中日にそれを感じていた。もちろん巨人は全然別格だけど。

 

ちなみに広島にも在籍したが、もちろん地元人気はあったけど選手には案外と厳しかった。

「まだまだたいしたことないからもっと練習に励め」といった感じ。これは野球に目が肥えているファンが多かった事と選手との距離が近くて身内目線で応援してくれていたからだと思う。

それはそれで私は居心地は悪くなかった。

 

中日の選手は地元や近辺圏の方が大事にしてくれて本当に恵まれていると思う。

そして当時になるけどレギュラークラスの選手は全国クラスも多かったし、ナイスガイばかりで立ち振る舞いもしっかりしていたと思う。

ただ二軍の選手でも地元では有名なので、その辺で勘違いしていた選手がいたのかもしれない。

 

プロ選手として人気がある、応援してくれることは本当に嬉しいものだ。なんせ励みになる。

広島にいって最初に驚いたのは、新聞もTVも朝から晩までスポーツはカープ中心。もちろんローカルニュースだけど、それは嬉しいものだった。横浜にいたときなんて、ほぼほぼ記事になることはなかったからね。 

挑戦に敬意

 

 

日本で続けていれば安泰の中、マイナーでも挑戦したいという姿勢はメジャーへの心意気を感じる。

だいぶ前になるが、メジャースカウトが話していたのは「メジャー契約じゃなければ行かない」と言っている選手は獲得しないと言っていた。そして当時かな、ヤクルト青木選手が何億もの年俸を捨て、メジャーのスカウトへの品評会を現地で開催してメジャーに渡ったけど、それくらいの気概がないといけないんだなぁと思っていた。実際に青木選手は粘り強く戦い、メジャーリーガーとなった。 上沢選手にも是非頑張って欲しいものだ!

当て馬にはなりたくない

 

 

少し前の記事。

首脳陣としては下から活きの良い元気がある選手が欲しい。一軍のメンバーを刺激してくれるような選手を。ただ力が選手であればガツガツしなくても嫌でも目立つ。

広島のドラフト1位常広投手のようにね。

だから今のホークスのB組にはそのような選手は現段階では見当たらないんだろう。

(調整段階なので、いずれ出てくるかもしれない)

 

例えば調整度外視で飛ばすだけ、飛ばせば目立つだろう。そして実は首脳陣はそういう存在を望んでいる節もある。何故なら一軍のメンバーや能力があってもマイペースな選手のケツを叩きたいから。そしてキャンプを活性化させたい。しかし残念ながら飛ばした選手のほとんどは、当たり前だが、オーバーワークで失速する。そしてキャンプ終盤には二軍に行くことになるだろう。まさに当て馬。

 

今の選手は非常に賢い。その辺もよく理解していて自分のペースでやっているんだろう。

選手ならば当然のこと。

 

ではどうすれば彼らを奮起、促すことが出来るのか。

 

私が選手だったら、一番響くのは「今のままだったら来年はないだろう」と言われること、思わせられることかな。これはヤバい!と。

こんなことまで

 

 

どんどん中身が明らかになってくる。これが真相かどうかは別として。

そして気になったのは、この話をリークしている内部の人間がいるかもしれないということ。

なんせ今回の件を知っているのは球団でもごく一部のはずだから。理由はなんだろうね。