元プロ野球選手がニュースから考えてみる -2ページ目

内容的には

 

 

阿部新監督の巨人だが、負け越してはいるけれど内容的には良い試合をしていると思う。

阿部監督のコメントを見ていると、当たり前の事を当たり前に出来るチームを目指しているように受ける。

そして以前の強くて厳しい巨人を取り戻す為にチームの中から変えようとしているのではないかと思う。

彼はその良さを知るまさに継承者でもある。

 

若い選手を積極的に起用しているし、特に2年目の門脇選手には次世代のリーダーとして育てていくんだという意思も見える。

今後も勝敗に一喜一憂せずに監督の軸がぶれなければ選手はついていくはず。

 

もう一度、あの憎らしいほど強くて近寄り難い巨人を見てみたいものだ。

そろそろ突き抜けて欲しい投手

 

 

楽天はオフに補強たる補強をしていなかったので、シーズン前より厳しい戦いが予想されている。評論家の順位予想でも、ほとんどが最下位だった。

 

この厳しい現状の中で頑張ってもらわないといけないのが早川投手だ。彼の持つ能力からしたら、やはり最低でも二桁は勝って欲しい。

今年彼を独り立ちさせるためにもシーズンを通して我慢して起用して成長をさせなければならない。

そして来年以降に繋げることが必要だろう。

投げている姿を見ていると、真面目な選手だと思う。もっと自分の我を出していくのも一つかもしれない。

 

まさにこういう時に頑張らないといけないのは高年俸選手。

高い給料をもらっている人が頑張らないといけない。

楽天のこれまでの試合を振り返ると主力に当たりが出ていない。

 

それを一番痛感しているのは本人だろうが。

 

 

まだ1試合

 

 

まだ始まったばかり。

気にしないことが一番大事じゃないかと思う。

 

去年はある意味、うまく行き過ぎたわけであり、毎年良いことばかりは続かない。

しかもまだ若手。これからの選手。

内容が余程悪いとか、怪我をしてなければ全然取り戻すことが出来る。

というか、まだ1試合。

 

一番懸念されるのは、周囲の声に惑わされること。

実はそんなに悪くないのに、他人の声を気にして、自分で悪い方向に行く事だ。

 

嫌でも来週投げるんだから、シーズンは良くても悪くても一喜一憂せずに仕事に集中することだろう。

深い

 

 

流石というか、やはり奥が深い。

選手もこのように監督から見てもらったら落ち着いてプレーが出来ると思う。

結果だけではなく、その過程や内容をきちんと見てくれているから。

逆にまやかしやごまかしは通用しないから、怖いだろう。

 

これは選手自身の考え方にも通じる。一番は割り切りと切り替え。

相手もプロなんだから、いくら自分がベストを尽くしてもダメな時がある。

落合さんクラスでもそう思うんだから、自分なんか、、、と思えば気持ちも楽になる。

打開

 

 

開幕3連戦で唯一勝利がない。

今年は中田選手も獲得し、スタートダッシュしたいはず。

その中田選手が2本HRを打ちながらも勝てていないのがね。

 

立浪監督にとっては進退をかけたシーズン。先ずは一つ勝って落ち着きたいとこだ。

 

現役時代3年目に開幕からずっと連敗して、一つ勝ってもまた連敗と、なかなか勝てなかったことを思い出す。当然だがチーム内の雰囲気は良くなかったし、GWに監督が休養した。

 

こんな時に打開してくれるのは若くて新しい力。

明日からホームでの開幕。

第二の開幕と切り替えて先ずは今シーズンの勝利を掴んで欲しい。

言葉

 

 

小久保監督は現役時代から勉強熱心な方。選手は監督の言葉や行動で野球以外の知識も学べると思う。これはプロ野球選手としてではなく、人間として今後大きく役に立つはずで、今はあまり意味がわからずとも頭に残しておくと良いと思う。

 

その中でこの言葉で思い出すのが、豊田泰光さんのコラムでの言葉で、

豊田さんが現役時代に仕えた名将である三原脩さんは

「アマは和を持って勝つ。プロは勝って和となす」と言われていたそうだ。

 

確かにプロは自分の生活が掛かっているので、先ずは自分の成績が最優先になる。

極端な話、チームがいくら勝とうが自分がダメなら、その年は減俸かクビだ。

逆に幾らチームが弱くても自分の数字が良ければ昇給となる。

 

しかし、自分のことばかりとなればチームはバラバラになってしまうこともある。

(これは極端過ぎればだが)

 

これは広島時代に当時の三村監督から投手陣に(おそらく若手が中心だったと思う)

「君たちはチームの為にとか考えずに、先ず自分のことばかり考えてくれ。自分の仕事をしっかりとすることだけ考えなさい」と言われたことがある。

 

それぞれがプロとして自分の仕事を全うし、それをまとめることこそが監督の仕事であり手腕だということなんだろう。

 

 

高いレベル

 

 

我々の頃は全国から生徒を集めるのはPL学園というイメージ。

もともと野球で越境入学なんてピンとこなかったし、今のように情報がなかったので、全く別世界くらいの話。

市内の私立学校に、県内在住でも田舎から来ている生徒がいれば遠いとこから来てるなと思っていた。

 

やはり毎年、強いチームを作るには全国から素質のある生徒を集めなければいけないんだろう。

大監督でも全校行脚するもんだなと驚いてしまう。

 

実は最近、同じことあって、地方在住の知り合いのお子さんも、この春地元を離れ全国に名の知れた某強豪チームに入学する。

1年前に進路について相談された時は、私は親元から通った方が良いのでは言ったけど、結局本人に強い意思があったようだ。

 

意思あるところに道は開けるというが、本人に強い気持ちがあれば、どんな困難も乗り越えられるのだろう。

考えてみれば勉強でも違う分野でも高いレベルでやりたいのは同じ。

 

ただなぁ、野球はダメだった場合、潰しがきかないのが、、、、。

禅譲

 

 

記事と関係ないのだが、最近高校野球で気になるのが、名門高校の監督の息子さんが、お父さんと同じ高校でコーチや監督をすること。この記事に書いてある山下さんの星稜も確かそうだった。それが良いとか悪いとかという問題ではないが、高校野球の世界も政治と同じよう見えてね、、、。

もちろん当人が優秀なんだろうし、学校側もブランドとして考えているのかもしれない。

 

これも時代なのかな。

あるんだなぁ

 

 

今の時代でもあるんだなぁ。これは契約内容にもよるだろうが、結局は本人にやる気がなければ解除も仕方がない。そこで機嫌を取ってなんて言っていたらチームの士気に大きく影響するので、これでよかったんだと思う。

 

逆に阿部監督の姿勢を示せたと思えばプラス。 ただフロントは早急に代わりの外国人選手を見つけてこなければならない。

メジャーも開幕前にロースターに漏れた選手もいるのでやりやすいのかもしれない。

予想

 

 

こうやってみると、以前自分が在籍した球団を優勝と挙げるのはもしかするとマナーなのかもしれない。全員とは言わないけど、ほぼ。

ローカル球団だと地元テレビ局で解説もやるだろうし、番組などもあるのかもしれないので、そうなるのは当然かもしれない。

 

こうやってみるとやはり阪神が強い。

 

ちなみに私は今年は巨人が勝つんじゃないかと思っている。