まさにその通り
実際真実はどうだったんだろう。
もう、これは当事者しかわからない。
しかし第三者からするとすっきりしない。
プロテクトの話で言えば、和田投手クラスであればリストから外すとすれば現場が知らないわけはないと思う。納得したかは別として話だけでも入っていたと思う。
前回も書いたけど、フロントが熟考した上で外したのであれば、そこはブレずにやるべきだっただろう。もしホークス側は何も変わらず、西武が二転三転した中で情報が漏れていたのであれば、そこは西武に配慮がなかったということになる。
ホークスにダメージを与えたことになっただろうがかなり後味が悪い。
外された和田投手とすれば正直ショックだろうが、年齢とチーム編成を考えれば致し方ないとも思うんじゃないかな。そこはクレバーな選手。
選手目線とは違う角度で俯瞰して考えられる選手だと思う。
逆に彼にとっては奮起の材料になるんじゃないかな。
なるほど
昨日の一部報道のニュースはまさに飛ばしだったことになる。
ただそれについての舞台裏の記事になるけど、今回はそれくらいインパクトがあったんだろう。
私が想像するに、当初は和田投手で西武球団も記事掲載のゴーサインを出したのだが、あまりにも反響が大きすぎて、担当者レベルを越えた上の方でなんらかの決着があったのだろう。
もしかすると甲斐野投手は当初プロテクトされていたのだが、この話し合いで、だったら彼でと急遽折り合いがついたのもしれない。
FAプロテクトだが、ベテランで球団の功労者且つシンボル的な選手は大体にプロテクトするもの。
(ただフロントが戦略で覚悟があれば、それはそれでよし。ただ覚悟があったのなら、当初のままのはずだが)
今回このようにプロテクト外しが露呈してしまったことはフロントとしてはバツが悪いだろう。
結構なニュース
これはビックリなニュース。
ホークス側はまさかとは思っただろうが、もしかするとあるかもしれないとは思っていたはず。
それを覚悟した上でプロテクトから外したはず。
和田投手はホークスにおいては特別な存在。
しかしグランドレベルで言うとベテランだし、投げるイニングや投げる間隔を考えると意外とベンチは起用法が難しい。
一方、西武にとっては今の投手陣にはベテランが少ない。その中で最高のお手本とも言える和田投手の存在は数字以上のものを若手に、チームに与える事が出来る。
それは内海投手などを獲得してきた経緯と同じだ。
ここで一番ダメージを受けるのが山川選手だろう。
和田投手はホークスのシンボルでレジェンドだ。
これにはファンは黙っていないだろうな。
さすが
その通りだと思う。
トップの監督さんがこのように言うことによって、ルーキーの怪我も少なくなる。
任された担当コーチも急がせる必要がないから気持ちも楽になる。
大体に、ルーキーの「即戦力」というのは余程の選手でなければいないもの。
ルーキーは周囲の声が騒がしく、煽られ、オーバーワークになってしまい大小の故障をしてしまうことが多い。本人だっていいところを見せたいと鼻息が荒いだろうし。
それをおさえてあげるのが現場の仕事。
トップがこのように言ってくれるのが一番。
ルーキーは先ずプロのリズムに慣れる事だ。俗にいうプロの水に慣れるということ。
岡田さんがこんな発言をするところを見ると、今年も阪神は強そうだ。
次世代のスター
スター性があるんだろうね。本人も目立つ事が好きそうなのでモチベーションも上がるだろう。
ただ、まだ彼はグランドに立っていない。これから実力が試される。周囲が盛り上がるのは良いのだが、そこはチームがしっかりフォローしてあげる必要があるだろう。
新人では投手と違い野手はプロの球に慣れるのに時間が掛かるもの。思うような結果が出ない時も焦らないことが重要だと思う。
ドラフトに時に号泣していたが、感情が豊かな分、その反動もあるかもしれない。先ずは地に足をつけて頑張ってもらいたい。
横浜は見ていて明るくて元気な若手が多いので、やりやすいのではないだろうか。
本物のプロ
バウアー投手について球団関係者から話を伺ったことがある。
彼は自分で自分を管理出来る本物のプロのアスリートだと言われていた。自分をしっかりと分析し、その時々の状況に応じて自分で考えトレーニングや調整をするそうだ。それが科学的にも及び、そこまでやるんだと感心したそうである。
この彼の野球への取組は、他の選手にも多大な影響を与えたはずで、チーム力の底上げにも効果があっただろう。
ちなみに話をしてくれた関係者の方は、これまで職業上、選手のファンになったことはないけど、今回初めて選手のファンになったそうだ。
やはり世界最高峰で結果を出す選手というのは、裏では常人の域を遥かに越えた努力をしているこということなんだろう。
誰もが通る道かもしれない
記事的には地味だけど興味深い。
見ての通り小川投手は小柄ながら、身体を目一杯使うフォーム。
身体への負担は大きいので、若い時は良かったがベテランになると相当キツイと思う。
おそらくここ数年は身体と相談しながら微調整しているんじゃないかな。
やはり年を取ると身体が硬くなるし、疲労も取るのにも時間が掛かってしまう。
彼がどうやって今シーズンを戦っていくのか、もっと言うと、彼レベルになると中途半端な成績であると今後の野球人生にも響いてくる。
私が見た中では広島の大野さんがやはり身体を目一杯使って投げていた。身体もどちらかと言えば小さい方に入ると思う。
40歳を越えてもタイトルを獲るなど長く第一線で現役をやられたのだが、間近で見た大野さんは全身バネで若い選手よりも足は速いし、遠投も長い距離を普段から投げられていたスーパーマンだった。
小川投手は今年34歳。
チームには大ベテランでお手本の石川投手もいるので、まだまだ老け込む場合ではないだろう。
高卒1年目で
こういうケースは過去にもあったんだな。
だけど高卒1年目で移籍になるのは本人には相当な驚きがあると思う。
やっと去年一年でプロにもチームにも慣れたとこだろう。
それがまた新しいところでゼロからのスタート。
19歳には少し気の毒にも感じる。これは親御さんも同じ気持ちだろう。
同じウエスタンリーグでカープについては少し情報があるだろうから、そこはまだイースタンのチームから来るよりはましかもしれないけど、、、。
望まれていくのだから選手冥利につきるけど、慌ただしい1月になって可哀想な気がする。
ただプロスポーツで厳しい世界である以上、切り替えて新しいチームで頑張って欲しい。
改めてプロは厳しい世界であり、選手は自分が個人事業主であることを自覚しなければならないと思う。自分で自分を守る術をもたなければならない。
代償
安楽選手は大きな代償を払うことになった。
しかし被害を受けた選手はいじめによってプレーに影響を受け、人生を変えられたかもしれない。
一番思うのは、彼のいじめを見て、止めるチームメイトは誰1人いなかったんだろうか。それが不思議であり寂しい。
監督やコーチは選手ロッカーに入るのはそう多くはない。フロントもそうだろう。そこに責任を求めるのも違う。
確かにプロ野球選手は個人事業主だ。他人に干渉しないのもわかるが、それだとしてもね。
同じメニューで同じ行動が多い投手陣が一番見ていたと思う。
そこには先輩もいただろうし、年齢の近い選手もいたはず。そう思うとなんか寂しい気がする。