元プロ野球選手がニュースから考えてみる -139ページ目

俺はこうありたい!

セミナーを受けました。

今回は、「社長」や「経営者」を対象としたものでした。(何で俺なのか?)

社員としは、何度か受けましたが、経営者としての立場で受講するのは
初めてで、まぁ、新鮮と言えば、新鮮でしたね。

で、受けた感想と言えば、やっぱ、漫画みたいな「理想の会社」なんてないですね。
所詮、どこかで、皆、割り切っている。

「表と裏」ですか・・・・。

講師は、様々な「しがらみ」を断ち切らないと、会社は低迷もしくは
倒産するまで、言い切ってました。

そうなんですかね?

つまり、相手とどんなに長い付き合いや、情があっても
「ビジネスとして価値がなければ、切りなさい」ということでした。

これは取引先も社員も同じだと。

結構、ショックでしたね・・・。

俺も、会社から、そういう目で見られているのでしょう。

まぁ、それを断行しなければいけない経営者もツラいっちゃ、辛いのでしょうが。

僕の理想は、下町の会社
「岡野工業」です。

世界に誇る、ものつくりの会社です。(すいません、抽象的で)


僕は、ここの社長、いやっ、おやっさんである、岡野さんみたいな人に憧れます。
実績等の詳細は省きますが

このおやっさんが、言われていることを下記に書きます。

「俺が相手と仕事をする条件は、そいつに(会社に)情と筋が通っている
かどうかだ。
だってよぉ、人間として基本的なことができない奴と、いい仕事なんかできるか!」

僕は、この言葉を心に留めたい。


悲しい・・

先日、元プロ野球選手が「売春行為」で逮捕されていた。

実は、この元選手は、僕とチームメイトだった。

奇しくも、キャンプで同じ部屋になっこともある。

しかし寂しいなぁ・・・・・。

特に付き合いはなかったが、引退後、地元で「個室マッサージ」店を
経営していたそうで特殊な仕事をしていたんだな?とも思った。


別に仕事については、言うつもりはない。

でも、なんか絵に描いたような寂しい話だ。

前日書いた、コウキともこの話になった。

コウキは
「あいつだったら、やらかしかねないね」と言っていた。
どうやら、前兆は現役からあったそうだ。

でもね・・・・・・。

僕の周りには、引退して野球以外の業種で成功している人もいる。

その中には大阪を拠点に大成功している実業家もいる。
彼は、現役時代から
「おれ、早く引退してビジネスやりたいっすよ」と言っていたもんね。

やっぱ、思いは叶うんでしょう。
彼は、今、夜間の大学に通っている。
「もう一度、基礎からやり直しですよ」と。

やっぱ、誰にも依存してはいけないんですよね。

俺も頑張んなきゃ。





コウキ

昨日は、プロ野球解説者、盛田幸妃氏のTV取材の立会いをした。

盛田氏こと、コウキはご存知の方も沢山いると思うんですが

脳腫瘍から復活した奇跡の男。ホント、大した男なんです。

というか、投手で横浜時代には大魔神こと佐々木とダブルストッパーとして
一世を風靡したプロ野球選手でした。

おそらく現在の「セットアッパー」という言葉もコウキから始まったんではないかな。

150K超のシュートを武器に、防御率のタイトルも獲得しているはず。


そんな訳で、今回の取材はTBSの特番での打ち合わせでした。
タイトルは「奇跡の復活」(すいません、おそらくです)。
勿論、病気との闘いをテーマにした、内容です。
9月放送予定なんで、時間があったら是非、みてください。
(詳細はわかり次第お知らせします)


ちなみに、僕とコウキは横浜と近鉄でチームメイトでした。

収録後、捕鯨会と称して(大洋ホエールズの集い?)、
小谷コーチ(当時の僕らの投手コーチで現在巨人2軍投手コーチ)
のご子息がやっている、お寿司屋さん(めちゃくちゃ、うまい。一度行くべきです)
で飲みました。

結局、終わったのが、朝の4時。そのままコウキの家に泊まりました。

ご馳走さん、コウキ。

また、仕事、頼むね!


人生とは

一般社会に移籍(なんじゃそれ!)して、ほぼ4年。

通勤電車にもなれ、人ごみの中も自然と流れるようになってきた。

このじめじめした季節の、不快感にも対応できるようになってきた。

常識もだいぶついてきたと思う。(小学生ですか?)

でも、ホント、サラリーマン生活はしんどい。

街で見る、年とった年配の方々を見ていると、
「幸せなのかなぁ」とつくづく思う。

僕は、野球しか、してこなかったから、
この境遇に
「今は我慢」なんて感情を押し込んできたが
ここにきて限界に来ている。

しかし世間では、若くして結果を残している人もいる。
今で言うとIT関連はそうだ。

このブログだって、サイバーの藤田さんがたちあげている。
彼の著作本「社長・・・・・」も拝読したが、
人並みはずれた
努力をしている。

考えてみれば、僕が野球を行っていた時も
練習は、正月以外に休みはなかった。

どの世界も一流になるには、それなりの努力は必要なんですね。

山田久志氏の言葉「栄光に近道なし」はそのままだ。

そうだ、ここが僕のセカンドキャリア奮闘気の踏ん張り時かも。

頑張るか!




城島はどうすんの?

ホークスの城島がFAを取得しましたね。

どうするんですかね?

個人的には、是非海を渡ってほしいですね。

だって、日本人捕手がメジャーで通用するか否かを見てみたいですもん。

あれだけ、我が強い選手が、我のかたまりであるメジャーの投手陣に対し
どこまでものいえるのか?そこを見てみたいんですね。


まさに「NOと言える日本人」です。(古いか)

彼の打撃は、間違いなく通用すると思いますよ。
井口よりも上ですからね。


最終的には
お金で動く人間ではないですし、本人の考え方次第でしょうね。
王さんも、積極的に引き止めることもしなさそうだし。



オールスター選出

水曜日かな、NHKで「この時、歴史が動いた」という番組で

「プロ野球が出来たとき」(多分このタイトル?)

を放送していた。別に見るつもりはなかったけど・・・ついつい見てました。

やはり、「先人達の苦労で野球界は成り立っている」と
幼稚園並みの感想を持ちました。

沢村栄治、水原、苅田、など往年の名選手の名前が挙がっていた。
(ほんと、伝説的な方ばかりです)

これには、僕もプロOBとして、諸先輩方に感謝の意を表さなければならない。
少なくとも、恩恵を受けた人間ですから・・・・。

でも悲しいかな、現役の時には、そのような思いは欠片もなかったんです。

逆に、「うざいなぁ、あのOB」なんて思っていた。
(ほんと、ごめんなさい)

確かに、嫌な、しつこい先輩もいっぱいいたが、もっとこのような歴史を
知っていれば、違った対応もが出来たかもしれない。

プロ野球界は、OBに対しての対応は決して良くない。

野球界を離れれば、ほとんどが「はい、さようなら!」だ。

特に、野球と関係のない仕事に就く人には、完全に疎遠になる。

これじゃ、OBも球界を盛り上げる雰囲気にはならない。

ちなみに、僕は、球界に11年在籍したので
「永久無料球場入場バッジ」とやらを保有している。

これは、よほどのビッグゲーム以外は入れる特典です。

しかし、これはあくまでプロに10年以上在籍しないと
もらえないものです。

これもおかしい。入るぐらいいいじゃない。
OBスペースぐらい、作ってほしい。

そこで、また交流ができるかもしれない。

そして、OBには敬意を表すべきだし、

新人には、
「今の君があるのは、このような先人がいたからだよ」
と教育すべきではないだろうか?

ぜったいに、プレーだって変わってくるはずだと思うよ。

清原という男

巨人の清原。

何で彼があれだけ人気があるんかな?
ちなみに僕は同期ですが・・・・。(えらい違いです)

昔、すごかったのはわかるけど、今は成績だって
低迷している。

しかし、あのカリスマ的人気。

ルックス等ではないだろう。

でも、わかるようなこんな話がある。

あるプロ野球選手が引退した。
彼は、清原の後輩でPLの直の後輩。

現役時代には、清原にかなり世話になったらしい。
(かわいがられた意味も含めて)

その彼は数球団を渡り歩いた後、解雇。そして野球界から
足をあらわなければならなかった。

僕と同じだが、野球界のセカンドキャリアは難しい。就職なんて
そう見つかるもんじゃない。

それを察してか、清原が
「ワシの世話をせいっ」(これは仮想ですが)
と、運転手として(マネジャー)として彼を招いたそうです。

おそらく「今更、大変やろう。家族もあるし。ならば、わしにつけ」と。

しかも給料も破格で、車(ベンツ)まであげたそうです。

ただ、これは、又聞きなんで、全部ほんとかどうかはわかりません。

しかし彼が今、清原の身の回りの世話をしているのは確かです。

漫画みたいな話。
でもこんなことができるから、清原が人気があるのでしょう。

「情と筋」が通って、まさに昔の侍です。


実は、清原にはこのような話がまだまだ沢山あるのです。

それは又、次回にでも。










長嶋さん

日曜に長嶋さんが、ドームに現われた。

まるで、天皇陛下ご来場のような騒ぎ。

ファンの中には、姿を見て、泣いている人もいて、まさに野球界の神様ですね。

自社新聞では、号外まで出していた。

翌月曜には、日テレ(自社)でこの来場の密着ドキュメント番組までしていたし・・・・。

これには、「視聴率取る為には、ここまでやるんかい!」
と少し憤りを感じたんだけど、考えると

長嶋さんにとっては、”いいこと”かもとも思っちゃった。

だってやっぱ、長嶋さんは、スターじゃないですか。

人に見られてなんぼというか、それがモチベーションかなと。

おそらく普通の人の感覚ではないと思うんです。

例えば、芸能人の顔がなんで、あんなに小さいかと言えば

勿論、生まれつきや、整形もありのでしょうが
一番の原因は、人に見られているというか緊張感が大きいと言いますからね。

長嶋さんもある意味、その部類に入る人じゃないですか?

長男の一茂さんだって、
「多くの人に見られて、右手が動くかもしれない」と期待をしたとも言っていますもん。

勿論、体力的な問題もありますが、ミスターには、この先、どんどん球場に
来ていただきたいですね。

リハビリの場として活用してほしいですね。

球場をリハビリの場所にできるのは、日本広しと言え、
長嶋さんだけでしょう。

追伸
昨日、コメント頂いた「私流」さん。
    システム上、返信できないので、よかったら、icc68189@nifty.ne.jpまで
    メールください。
    これは僕なりの意見が言えると思います。

若貴問題2

昨日、お兄ちゃんが財産放棄をしたそうです。

これって、ビッグニュースらしく、夕方TVのトップでやってました。

日本って平和ですね。

そういや、日曜の納骨式でお兄ちゃんが喋っていた後ろで、仕切っていた人は、
僕の大学時代の先輩。

確か?2コ上の先輩で、大学卒業後は芸能プロに入り、その後独立して
現在マネジメント会社を経営している。

おそらく、お兄ちゃんのブレーンの1人であることは間違いないし
財産放棄の話も無関係ではないだろう。

ただ、最初から財産放棄するのなら、既に騒動前に放棄しているでしょう。

しかし、ここまで大騒動となれば、芸能活動を行う上で、
マイナスだと判断したのでしょう。
この引き際は・・・・。

だってスポンサーは引きますもん。この喧嘩は?

しかし幸せそうに見えた、花田家も裏では、色々あったんですね。

よく喋る、貴も、写真週刊誌に記載されている写真を見る限り、
なんというか、芸能人というか、なんというか・・・・・。

奥さんもそう。サングラスして、喪に服しているようには絶対に見えなかった。

ただ、もううんざりだ。
なくなった二子山親方も「静かにしてくれ」と思っているだろう。




セカンドキャリア

先日、NHKでJリーグのセカンドキャリアについての
特集を行ってた。
人それぞれ。

解雇されても、まだプロサッカーに固執する人。

引退後は、さっぱりサッカーとは違う仕事を選択した人。

Jりーグの組織に属して、サッカー関連の仕事をしている人。


すごく興味深く見させてもらった。

境遇とすれば、僕が居たプロ野球界とまったく同じ。

ただ、ひとつ違うこと。

それは、Jリーグ自体が「引退後の選選手」の支援を
積極的に行っていること。

組織の中に、セカンドキャリア支援室(確か)という部署を設けている。

これは選手にとっては心強い。
おかしい話だけど、心のケアまで行うそう。

この利益にならない業務について、重きをおいている
Jリーグには敬意を表する。

プロ野球界にはそのような組織はない。
選手会という団体はあるけど、そのような救済組織ではない。

あくまで第一線の選手のための組織としての色合いが強い。

最近はその力を高めており、いい意味でも球団側と対等に
話せるところまできたと思う。

それはそれでいい思う。

Jと野球界とは全てが違う。

契約金も違うし、年俸も違う。選手寿命も違うだろう。

しかし、長いスパンでのビジョンはJのほうが上でしょう。

僕だって、38歳になって朝の通勤電車に乗りたくない。

これだけ、現役と引退後の境遇が違うとは、正直
予想はしていたが、思わなかった。

だからこそ、僕がやりたい仕事とは、プロ野球選手も
入団した時から、ライフプランをしっかり設計させること。

引退後も、あせることなく、セカンドライフに入れること。
お金や、スキルに困らないこと。

要は、自分の身は、自分で守るということ。
それには、少ないないお金を払っても
チームとして自分を高めていくことだと思う。

普通の会社は、顧問弁護士や会計士は存在する。
選手だってひとつの会社。

その意識がこれから必要でしょう。

その為にも、今日も僕は通勤電車で乗る。