岩隈の勝てない理由とは | 元プロ野球選手がニュースから考えてみる

岩隈の勝てない理由とは

今日は朝から暑い。

もう夏なんか?


もう、これから、暑さとの闘いだ。

梅雨もまっているし・・・。


汗かきの自分には、苦難の季節です。

満員電車もなぁ・・・・。


そういえば駅構内の喧嘩が増えるのもこの頃から。

皆、いらいらするんだろうな。


さて、楽天の岩隈。

最近勝てないっすね。


春先の出だしは良かったんだけど。


実は理由は簡単。

初めて、エースとして過ごしているからだ。


昨年までは、チーム内で岩隈に対し、過剰なまでに気を使っていた。

ローテーションにしても、投げる相手にしても、岩隈中心に

しかも、「岩隈に勝たせたい」というスローガンがあったようだ。


だから、岩隈は、昨年タイトルこそ獲ったが、ホークスに一度も登板しないという

異常ともいえる記録が残っている。


この強力打線ホークスに投げなくていいことは、かなりのアドバンテージ。

逆に言えば、誰かが、あおりを喰ったともいえる。


聞くと、当時の投手コーチ久保さんが、岩隈に対し、過保護だったらしい。

理由は、色々あるのかもしれないが、これ以上憶測でものを言うのはやめよう。

しかも、一年に何度かは、ローテーションも飛ばしていた。(休養)


これではチームのエースとはいえない。

どんな状況だろうと、一年間のローテを守りきって、初めて「エース」」と言える。


今年は、岩隈にとって、昨年とは正反対の境遇だ。

バックの援護なし、過保護なし。


しかし、このチームを選んだのは自分。

本当のエースとなるべく、今は試練だろう。


間違いなく力はある。しかしまだひ弱。

これに力強さが備わった時、岩隈は球界を代表する投手となるはずだ。