送別会 | 元プロ野球選手がニュースから考えてみる

送別会

昨日は、事務の某女子の送別会だった。


彼女とは、この会社で働く前の会社でも一緒に働いていたので、少し寂しい。


というのも、僕が野球を辞めて、初めて実社会で働く時に色々と教えてくれた先輩だからだ。


ほんと、最初はコピーのとり方もわからんかった。


電話の取り方も・・・・。


32歳にしてこの有様だったので、想像しがたい風景だ。図体と態度だけは一人前だったけど。

(まぁ、今も生意気とは思うが)


そんな時に、基本を教えてもらったのが、この女史だった。

このように、PCを使えるようになったのも、彼女のお陰だ。


退職理由は詳しくしらないが、今の会社との相性もあるのだろう。

次の会社でも、是非、頑張ってほしい。


ところで昨日の夕刊で

「元巨人選手、強盗」と出ていた。

どうやら、タクシーでの強盗らしい。

余罪もあるらしい。

昨年のロッテコーチに引き続いての金銭にまつわる事件だ。


やっぱ、野球選手は、野球以外で事を成すことはむずかしいようだ。

金銭感覚も狂っているし、野球しかやってこなかったので、今更一から出直すことは

ほんと難しい。


これ、でもひとごとではない。

実は、今の会社でも同じ経験をした。


本体で二人の元プロ野球選手を雇用した。

ともに投手出身で、それなりの実績を持った選手だった。


彼らから、

「面倒みてください」とのことで僕は会社に掛け合った。


なんでか、雇用するに際、僕よりもいい条件で入社させた。

(俺ってアホやな)

しかし、やはり長続きしなかった。


モチロン、能力は低かった。

営業力は皆無だった。ひどかった。ただ、納品作業だけだった。


しかし決定的な理由は

、奥さんの

「パパはこんなに、頑張っているのに何でこんなに給料安いの」

ということ。ちなみに僕には奥さんから週一のペースでクレーム電話がかかってきた。


会社側は、彼に対する評価が低く、僕に

「あいつ、なんとかしろ」ばかりだった。

彼は

僕より給料が高く、しかも会社は会社で「元プロ」ということで営業していた。


「おれは何してるのだろう?」


自分より好条件の社員から、クレームをつけられ

会社からもクレーム。


正直、やっとられん。


彼は、その後、某北海道球団の職員として転職した。

僕には

「オヤジが癌です」と嘘ついて・・・・。

まぁ、どうでもいいが、心情穏やかではない。


先日その彼から電話があった。

「色々と話したいことがあって・・・誤解もあるし・・・」と。


おいっ、聞くわけないだろう。

どこまで、ずうずうしいのか?